レバレッジとは

いままで株式投資をやったことがある人を除いて、FXについてまったくの初心者なら「レバレッジ」は聞きなれない言葉かもしれませんね。
このレバレッジこそ、FXの最大の特徴のひとつなんです。「レバレッジ」とは「てこ」を意味する言葉です。小学校で習った「てこの原理」を思い出してください。てこを利用することで、ほんの少し力を加えただけで、本来動かせる何倍もの重さの物を動かすことができました。レバレッジも同じことなのです。
レバレッジとは、少しの金額で、元手の何倍もの資金を動かすことができる仕組みをいいます。
FXは金融取引であるので、当然口座に入金した資金が元手になります。これを「証拠金」と言いますが、FXでは取引会社に入れてあるこの証拠金の何倍もの価格を取引できます。
この「証拠金の何倍まで取引をできるか」を表したものを「レバレッジ」と言います。

レバレッジの具体例

たとえば、取引会社の口座に100万円入金してあるとします。このとき、この取引会社が「レバレッジ5倍まで可能」ならば、500万円まで取引が可能だといういことです。
同様に、「10倍まで」なら1000万円までの、「20倍まで」なら2000万円までの、また「100倍まで」なら1億円までの取引が可能ということになります。

FXは株と比べ物ならない高レバレッジが可能

このレバレッジの設定は、取引会社ごとに異なり、5倍程度から100倍程度までかけられる会社もあります。 株でも信用取引ならレバレッジをかけられますが、株では3倍までが限度です。これを考えれば、FXがほかの金融商品に比べて、いかに高いレバレッジをかけて取引可能な商品であるかが分かるでしょう。

レバレッジのメリット・デメリット

このレバレッジの高さには、メリットとデメリットの両面が存在します。
メリットとしては、もちろん少ない元手で多くの資金が取引できることが挙げられます。レバレッジの上限が高いことは、レバレッジ設定の選択肢が広がるというそれ自体のメリットに加え、投資資金の割りに多くの利益(ハイリターン)を期待できることが最大の魅力でしょう。
しかし、高いレバレッジは同時にデメリットにもなります。元手に対して過剰な資金を動かすことは、当然それだけ多くのリスクを負うことになります。レバレッジの倍率が高いと、損益を出した時に損害額も大きくなってしまいます。これがFXは危険だといわれる所以です。
このように、高いレバレッジこそが「FXはハイリスク・ハイリターン」とみなされる主な要因です。

リスク管理が重要

もちろん、レバレッジをかける自由は、私たち投資者の側にあります。自分がFXに期待する収益額や、自分の元手と照らし合わせて、どの程度までリスクが取れるかを判断することが必要であり、適切な管理ができてさえいれば、決して恐れる必要はありません。
100倍のレバレッジをかけることも可能なら、レバレッジをかけないことも可能なのです。
重要なのは、レバレッジの高低に関わらず、適切なリスク管理を行うことです。

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